米国栄養評議会(CRN)によると国民の約77%がサプリメントを摂取しているというアメリカ。そんなサプリ大国アメリカで人気の成分から今注目の成分を先取りしましょう!
今回は2020年にアメリカで人気の成分をご紹介します(米コンシューマーラボの調査より)。
★1位★『ビタミンD』
研究から、ビタミンDは骨粗しょう症、乳がん、心疾患、うつ、糖尿病と関与が深いと考えられています。ビタミンDはこのように幅広い疾患や症状の改善が期待されるため、多くの方に使われているようです。
調査対象者の2/3が使用している大人気成分のようです。
★2位★『マグネシウム』
研究から、マグネシウムは片頭痛予防、高血圧症、心疾患、2型糖尿病、骨粗しょう症と関与が深いと考えられています。このうちアメリカでは片頭痛の症状改善を期待して使われることが多いようです。
調査対象者の約1/2が使用していたそうです。
★3位★『魚油(EPA/DHA)』
魚油に含まれるオメガ3系脂肪酸(EPA/DHA)の効果を期待して使用されています。研究から、オメガ3系脂肪酸は心疾患リスクの減少、中性脂肪脂肪の低下、関節リウマチの症状緩和に対し有効である可能性が示されています。
アメリカではさらにメンタルヘルスへの効果を期待して使用される方もいるようです。
調査対象者の約1/2が使用していたそうです。
★4位★『コエンザイムQ10』
研究から、コエンザイムQ10は抗酸化物質で心疾患、片頭痛予防と関与が深いと考えられています。関連性は明らかになっていませんが、スタチン系のコレステロール降下薬の副作用である横紋筋融解症(筋肉痛などの症状)を軽減すると考えられているため、アメリカでは多くの方がこの効果を期待して使用しているようです。
★5位★『乳酸菌』
胃腸障害を軽減したり、腸内環境を整える効果を期待して使用する方が多いそうです。
★6位★『ターメリック』
ウコンやターメリックの主成分であるクルクミンは、研究から関節炎、消化器障害、呼吸器感染症、アレルギー、肝疾患、うつ病等の症状・疾患に有益であると報告されています。
調査対象者の約1/3が使用していたそうです。
アメリカは日本とは異なる保険制度のため、薬ではなくサプリメントで体調管理をする文化が根付いています。サプリメントを試してみたい方はぜひ参考にしてみてください。※体調不良時にはまず医療機関を受診することをおすすめしています。