知って得する!お薬にまつわるお金の話
本日は医療に関係したお金の話をいたします。
病院や調剤薬局のお会計の際に、領収書と一緒に明細書をもらっていると思います。
この明細書をじっくり見る機会もなかなかないと思いますが、よく確認してみると
「初診料・・・○○点」、「調剤料・・・○○点」など、点数なるものが記載されています。
この点数は「1点=10円」として計算され、、医療行為(診察、検査、処置)や
薬剤料など一つ一つのサービスやモノに対して点数が定められています。
この点数は、医療費の適正化のため2年に1回見直しが行われています。
こちらの合計点数×10円が医療費となり、そのうちの負担割合に応じた金額が
窓口で支払う金額で、残りは保険者(各市町村、健康保険組合など)より
医療機関へ支払われます。
現在、高血圧や高脂血症などの生活習慣病をはじめ、病院を受診後薬局でお薬を
受け取るという流れが一般的です。
ところで、薬局により会計が異なることはご存知でしょうか?
薬局ごとにお薬代に加え、「調剤基本料」という点数が定められているのですが、
こちらは薬局の立地などによって異なる場合があります。
また、お薬手帳を持参すると安くなる場合もあるようです。
こういった情報は明細書に記載がありますので、お薬代が気になる方、
節約したい方は確認してみてください。
また、最近はドラッグストア医薬品の「セルフメディケーション税制」
が行われています。
対象のお薬をご家族の分も含めて年12,000円以上ご購入ですと、
確定申告をすることで所得控除が受けられるようになります。
ただ、レシートや領収書が必要になりますので保管しておくようにしましょう。